葛飾区医師会では、葛飾区より委託を受け、予防接種事業を行っています。 |
 | 予防接種について |
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ワクチンはなぜ必要か? |
こどもが成長する間に、さまざまな感染症に出会います。健康の子供たちは、何回も熱をだしたりしながら、免疫(ばい菌やウイルスに対する抵抗力)を獲得していきます。
その中には病気によって、病原性が強く経過中に重症化するものもあります。
ワクチンは免疫をつくるために、弱毒化した菌やウイルスを用いて、積極的に病気にかからないように、あるいは重症にならないようにするために行う予防措置です。
現在ワクチン接種が推奨されている病気は、頻度が少ないけれども、重症化すると治療が難しい疾患、合併症を併発して体に不具合が後遺症として残る可能性が高い疾患などが
ワクチン接種の対象となっています。ワクチンの接種により病気は軽減されますので積極的にワクチンを接種されることをお勧めします。 |
副作用について |
残念ながら100%安全なワクチンというものはありません。ワクチン接種にともなう重篤な副作用は10万から100万分の1というわずかなものです。ワクチン接種後の発熱や軽度のだるさ等の頻度は高く10人に1人発熱する可能性が示唆されているワクチンもあり、また接種部位の腫脹や発赤は80%におこるワクチンもあります。しかしこれらの副反応も大きな問題を生じることはほとんどありません。過去日本においてはワクチン接種に伴う副反応がクローズアップされ、ワクチン接種が停滞したことが何回もありました。
ワクチン接種を中止したらどのようになるか、かつて百日咳ワクチンが中止になり百日咳の乳児の死亡者数が増加した苦い経験もあり、安全性を十分に考慮したうえで、ワクチン接種は継続されなければならないと考えます。現時点でのワクチンは十分に安全性が確保されたワクチンです。確率としてごくわずかなリスクはありますが、ワクチンを接種する効果は、このわずかなリスクに影響されて接種を中止するよりはるかに大きな利得があります。ぜひワクチン接種して疾病を予防してください。
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 | 予防接種のスケジュール |
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 | 定期予防接種 |
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◆子ども |
 | DPT-IPV-Hib(ジフテリア・百日せき・破傷風・不活化ポリオ・ヒブ) |
 | DPT-IPV(ジフテリア・百日せき・破傷風・不活化ポリオ) |
 | DPT(ジフテリア・百日せき・破傷風) |
 | DT(破傷風) |
 | MR |
 | 日本脳炎 |
 | ポリオ |
 | HPV(子宮頸がんワクチン) |
 | ヒブワクチン |
 | 小児用肺炎球菌ワクチン |
 | 水痘(みずぼうそう) |
 | BCG |
 | B型肝炎 |
 | ロタウイルス |
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 | 詳しくは、葛飾区のホームページを御覧ください。 |
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◆高齢者 |
 | 高齢者肺炎球菌 |
 | 高齢者帯状疱疹 |
 | 高齢者インフルエンザ |
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 | 詳しくは、葛飾区のホームページを御覧ください。 |
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 | 任意予防接種 |
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任意予防接種は、接種者の希望による予防接種(自費接種)です。
WHOでは、推奨すべきワクチンとしています。 葛飾区では、下記ワクチンが助成の対象とされています。 |
・子ども |
 | おたふくかぜ1〜2回目 |
 | 小児インフルエンザ |
 | 小児MR 1期 2期 |
 | 水痘(みずぼうそう) |
 | ヒトパピローマウイルス(男性) |
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◆大人 |
 | 風しん抗体検査(HI法) |
 | 風しん抗体検査(EIA法) |
 | 大人の麻しん・風しん混合(MR) |
 | 大人の風しん |
 | 帯状疱疹(生ワクチン) |
 | 帯状疱疹(不活化ワクチン) |
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 | 詳しくは、葛飾区のホームページを御覧ください。 |
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